本セクションでは、LU300Sのメイン画面および表示されるオプションについて説明します。
LU300Sのユーザーインターフェースは、ユニットのLCD画面に表示されます。LU300Sの電源を入れるとHome画面が表示されます。
Main画面からLU300Sの各種設定オプションを操作できます。
Home画面からMain画面へ移動すると、下図のようにInterfacesオプションがデフォルトで選択された状態で表示されます。現在選択されているオプションは画面上でグレー表示されます。
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Main画面上でオプションを選択するには、JOGダイヤルを回して選択したいオプションにカーソルを移動させます。次にJOGダイヤルを押すと、そのオプションの設定画面が開きます。Main画面上でオプションの横に白色の矢印が表示されているのは、そのオプションの下にサブメニューがあることを示します。サブメニュー画面を開くにはJOGダイヤルを押します。
下図は、Main画面からInterfaces画面にアクセスする操作の流れを示します。
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1 Interfaces を選択, 2 JOGダイヤルを押す |
3 Interfaces 画面が表示される |
LU300Sは、iOSもしくはAndroidスマートフォンにインストールされたLiveU Controlアプリを用いて、以下の手順で制御することが可能です。
LU300Sのローカル制御方法:
これで、LiveU Controlアプリの各種機能を用いてLU300Sをローカル制御できるようになります。
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Play Store(Android)もしくはAppStore(iOS)からLiveU Controlアプリをインストールします。
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LU300SのMain画面上で、JOGダイヤルを操作してControl App Pairing(Controlアプリのペアリング)機能を選択します。
大きなQRコードが画面に表示されます。
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スマートフォン上でLiveU Controlアプリを開き、画面下部のSign In with QR code(QEコードでサインインする)ボタンをクリックします。
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スマートフォンのカメラをLU300Sの画面に向けると、 数秒でLiveU Controlがユニットと同期します。
LiveU Controlは、LiveU Centralに代わる代替インターフェースとして機能し、シンプルなインターフェースを用いてスマートフォン上からLU300Sをリモート制御できます。
Main画面のInterfacesオプションには、LU300S上のインターフェースの合計数のうち現在アクティブなインターフェースの数が表示されます。例えば3 /4と表示される場合、ユニット上のインターフェースの合計数が4つで、そのうち現在アクティブなインターフェースが3つ、残りの1つはアクティブでないことを意味します。
インターフェースの操作インターフェース設定について詳しくは、「インターフェースの操作」の項を参照してください。
Main画面のModeオプションには、ストリーミング時に使用する操作モードが表示されます。
モードの選択操作モードの設定について詳しくは、「操作モードの選択」(12ページ)の項を参照してください。
Main画面のDelayオプションには、ライブ映像のストリーミング中に使用される遅延値が表示されます。
遅延の設定遅延設定について詳しくは、「遅延の設定」(13ページ)の項を参照してください。
Main画面のChannelsオプションには、ストリーミング時もしくはファイル転送時に使用するチャンネル名が表示されます。
チャンネルの選択チャンネル設定について詳しくは、「チャンネルの選択」(11ページ)の項を参照してください。
Main画面のFilesオプションからは、LU300S上でローカルファイルを選択してMMHに転送することができます。
LU300Sのインターコムを操作する時は、マイクをミュートに設定してヘッドフォンやマイクの音量を調整できます。
インターコム機能の詳細については「割り込みフィードバック」(インターコム)を参照してください。
インターコム設定を変更するには:
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JOGダイヤルを操作して、Main画面でIntercomオプションを選択します。
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LiveUサポートからAudio Roomを選択するよう指示を受けた場合は、JOGダイヤルを操作してインターコムを受信するAudio Room(オーディオルーム)を選択します。
デフォルト設定では、現在ユニット上で選択されている出力チャンネルに対応するAudio Roomに自動的に接続されます。
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JOGダイヤルを操作して音量を変更したいボリューム設定を選択します。
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ヘッドフォン音量を変更するには、JOGダイヤルを一度押してからJOGダイヤルを左か右に回します。音量を変更できたら、もう一度JOGダイヤルを押します。
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マイクをミュートにするには、Mic Mute(マイクミュート)設定にカーソルを合せてからJOGダイヤルを押します。
注記
マイクのミュート/ミュート解除の切り替えは、ユニット前面の
ボタンを押して行うこともできます。 -
また、JOGダイヤルの操作によりMic Gain Boost(マイクゲインのブースト)設定のオン/オフを切り替えることもできます。
Configurationオプションでは以下の操作を行うことができます。
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S&F Settings(S&F設定)の確認・変更
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Adaptive Resolution(適応解像度)の有効化
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DataBridge(データブリッジ)
LU300Sユニット上でStore & Forwardセッションで使用するS&F設定の確認・変更を行うことができます。
Store & Forward用Prefixの設定:
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JOGダイヤルを操作して、Configuration画面で S&F Settingsを選択します。
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S&F Settings画面でPrefix(プレフィックス)オプションまでカーソルを移動し、JOGダイヤルを押して選択を確定します。以下の画面が開きます。
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JOGダイヤルでスクリーンキーボードを操作してPrefixに使用する文字を一文字ずつ選択し、JOGダイヤルを押してPrefix文字列に追加していきます。こうして作成したPrefix文字列は、LU300Sからストリーミング配信されたファイル名の先頭に追加されます。Prefix文字列が完成したら、Done(完了)にカーソルを移動してJOGダイヤルを押します。Prefixの有無により、保存されたファイルと転送済みのファイルを区別することができます。
Aboutオプションには、LU300Sのユニット名、製造番号、ソフトウェアバージョン、アクティベーションされているサービス名が表示されます。詳しくはLiveUサポートにお問い合わせください。
ユニット名等が画面に表示できる長さを超えている場合、表示名の末尾にドットが2つ(..)表示され、数秒後に横にスクロールしてユニット名の残りの部分が表示されます。
サポート担当者への問い合わせの際は、LU300Sユニットの製造番号の末尾の5桁の数字を確認しておいてください。
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