LiveUは以下のオーディオサービスをサポートしています:
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Interruptible Foldback (IFB):ステーションからフィールドへの単方向通信。
ユニットオペレーターはスタジオからの音声を受信できますが、送信することはできません。
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Audio Connect:以下に示すステーションとフィールド間の双方向通信。
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インターコム:ユニットオペレーターはスタジオからの音声を受信でき、またスタジオに音声信号を送信することができます。
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パーティーライン:複数のユニットオペレーターおよびスタジオチーム間での音声会議を開催することができます。
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オーディオサービスは、以下の2種類のモードで動作可能です:
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Automatic(自動):IFBおよびインターコムに適用
ユニットから自動選択されたチャンネルを介して転送開始すると同時に、スタジオと単一のユニットオペレーター間での音声通信が開始します。
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Audio Room:パーティーラインに適用
バーチャルオーディオロケーションへの接続によりスタジオと複数のユニットオペレーター間での音声通信が行われ、全ての参加者が音声信号の送信・受信を行うことができます。
ユニットからライブ映像が送信されているかどうかに関わらず、音声信号の送受信は可能です。Audio Roomセッションの進行中に、セッションの中断無しにライブ映像の送信を開始/中止することができます。
全ての音声通信モードは、ネットワーク条件の変動に関わらず低遅延・安定性をサポートするよう設定されています。
IFBは全てのLiveUユニットでサポートされています。Audio Connect(インターコム/オーディオ会議)はプレミアムサービスで、LU300S、LU600-HEVC、 LU610S、LU810、LU800の各フィールドユニットおよびLU-Smartでの使用が可能です。
注記
IFBとAudio Connectを同じサーバー上で共存させることはできません。
Audio Connectは、LiveU Central管理プラットフォーム上にて操作します。
LiveUオーディオサービスの設定は1回の設定でIFBとAudio Connectの両方に適用されます。
オーディオサービス設定には、オーディオインターフェースユニットを用いたステーションからLiveUサーバーへの音声信号のルーティングが必要となります。設定が完了すると同時に、選択されたモードに従ってスタジオとユニットオペレーター間での通信が開始します。
LiveU Audio Connectのインストールについての詳細は、LiveU Centralユーザーガイドを参照してください。
LU300SはIFBとAudio Connectの両方をサポートしています。
注記
LU300Sのオーディオインターフェースは全てのCTIA準拠ヘッドフォンプラグに対応しています。
注記
ストリーミング中、IFBには最大700msの遅延が発生します。LiveU Central上で低遅延モードを選択することもでき、その場合遅延値は最大350msとなります。
LiveU Central上でストリーミング機能が有効な時には常にIFBをオンにしている場合、ユニットオペレーターはIFBセッション中ユニットにヘッドフォンを挿入すればMMH側からの音声を拾うことができます。IFBセッション開始前にヘッドフォンを接続しておらず、かつ本機能が有効化されていない場合には、LU300SオペレーターはMMH側からの音声を聴取することはできません。
なお、低遅延IFBモードは、KA/BGAN等のIP衛星接続使用時にはサポートしておりません。
IFB音量レベルの設定およびマイクのミュート設定については、インターコム音量の変更を参照してください。
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